ちのっぷすの海外ドラマ雑記帳

ちのっぷすが観てきた海外ドラマについて想うことあれこれ

ダーウィン事変

原作は漫画

うめざわしゅんの漫画「ダーウィン事変」(講談社)が原作。

漫画を読んだこともなければ、うめざわ氏のことも全く知らなかったけれど、なんとなく面白そうだと思ってクリック。

日本語ではなく、いきなり英語音声(日本語音声はもちろん、他言語も選べましたが)だったので、おや?とは思いましたが、そこは、日本のアニメ。多くの国に向けて配信されているのでしょう。

海外ドラマの英語は、殆ど聞き取れないのに、これはとても聞き取りやすい英語だったので、なんだか一気に「英語脳」になったような快感もありました。(もちろん、漫画のセリフが元だからであって、英語脳は錯覚ですが、分かりやすかったのは事実です)

その快感も手伝って、そのままハマって、2日で一気見。(なぜか最終話だけ日本語字幕がありませんでした。1度そのまま視聴した後、日本語音声、英語字幕にして再度視聴)

チンパンジー(の母)と人間のハイブリットと言う設定の「ヒューマンジー」・チャーリーが主人公。

雑種強勢(ヘテロシス)で、両親よりも優れた資質を持つとされ、チンパンジーより力強く、人間より賢いという設定のようでした。

人間とのハイブリットが可能なのか、という点はさておき、15年前に「作られた」時、たった一個体だけだったというのが、まず納得がいかない始まりではありました。

(1シーズン最終話でチャーリーは双子だったらしいことが示されますが)

とはいえ、ヒト科であるチンパンジー(とボノボ)のことは、もっと深く知りたいと思っていたので、いろんなツッコミどころは無視して、興味深く視聴。

チャーリーは、チンパンジー(闘争的)と言うよりボノボ(平和的)に近い気がしましたが、「ヒューマノボ」(ロボットみたい)より「ヒューマンジー」の方がしっくりきますよね。(ボノボを知らない人はいても、チンパンジーを知らない人はいないでしょうし)

ですが、ヒューマンジーには「人権」がないどころか、法的には「もの」扱い。一番近いのはペット並みの扱いで、誰かの「所有物」であり、もし傷つけられても「器物損壊」にしかならないという点も、人間並みに会話できるどころか、普通の人間より知能も高いチャーリーに対して、あんまりだと思うのですけれど・・・。

舞台がアメリカ・ミズーリ州というのも、あえて選んだ場所なのだと思います。

動物実験や動物を殺して食べることに、嫌悪感や罪悪感を抱いてる人は日本にも少なからずいると思いますが、それが過激なテロにまで発展することは考えにくいでしょう。

それに、日本だとまず、高校で銃乱射などは起こり得ませんし、黒人VS白人のような人種問題もないからなのじゃないかと。

唯一の友人であるルーシーや、育ての親の二人、初めはチャーリーを憎んでさえいたのに、強い味方になってくれた保安官とその妻など、キャラクター設定がしっかりされています。

ALS(動物解放を掲げるテロ組織)の真の目的や、チャーリーの実の父親である、現在行方不明の博士のことも、チャーリーの弟らしきヒューマンジーのことも、まだ何もわかりませんから、シーズン2の展開が気になるところです。(双子らしいのに、弟の方がより人間に近い顔立ち。チャーリーよりずっと大人っぽい)

原作の漫画を読んでみたい気がしますが、武雄図書館には置いてありませんし、購入してまでは・・・なので、続編を待つしかなさそうです。(来年以降になりそうですが)