ちのっぷすの海外ドラマ雑記帳

ちのっぷすが観てきた海外ドラマについて想うことあれこれ

グッド・ドクターその②

迂闊でした!

かなり前から《グッド・ドクター》の新エピソードが、アマゾン・プライムで提供されていたのに、全く気付かず、見逃していました。

もちろん、気付いたからには、一気見です。

前回は、U-nextに加入していた頃で、シーズン4まで視聴していたのだったと思います。

アマゾンではシーズン6からシーズン7の最終話まで、時に涙しながら視聴終了。(何話かは日本語翻訳なしだったのが残念でした。)

以前のブログで、「日本や韓国でもリメイク」と書いていましたが、本家本元は韓国で正しくは「日本やアメリカでリメイク」でした<m(__)m>

kaigaidorama.hateblo.jp

外科手術後の快復が早すぎるのは、相変わらずでしたが、これは原則1話完結のドラマだから仕方ないのでしょう。

シーズン6は22話あり、見どころ満載(突っ込みどころも)だったけれど、シーズン7は10話のみで、急展開も多く、ちょっと消化不良の感は否めなかったかなぁ。

そのシーズン6は、看護師が元カレに刺され、その巻き添えで外科部長のリム(オードリー・チャン)も瀕死の重傷。犯人はまだ院内・・・という緊迫した状況から、幕開け

グラスマン(リチャード・シフ)に逆らったショーン(フレディ・ハイモア)の手術でリムは一命をとりとめますが、下半身不随に・・・。

このことでリムショーンを疎ましく思い、一時は険悪な状態になります。(もちろん最後は仲直り)

重傷だった看護師も、ほどなく現場復帰できる程に快復。

自身の元カレが犯人であることを考えたら、トラウマになりそうだし、同じ病院に勤め続けるのは、あり得ないように思いましたが、彼女、ただの看護師ではなく、のちに院長アンドリュース(ヒル・ハーバー)とねんごろになるのですよね。(それまで特に目立った存在ではなかったようなのに・・・?)

急展開と言えば、シーズン1からのレギュラーだったアンドリュースはシーズン6の21話をもって降板。

そのシーズン6の途中からは、シーズン1で降板したジャレット(チュク・モデュ―)が復帰し、シーズン7では、同じく降板したクレア(アントニア・トーマス)も復帰し、ジャレットとよりを戻します。

くっついたり、離れたりのアレックス(ウィル・ユン・リー)モーガン(フィオナ・グーベルマン)も結局結ばれ、モーガンの養女を共に育てることに。

父親代わりだったグラスマンは、癌で亡くなりますが、リア(ペイジ・スパラ)との間には、男の子のほかに女の子も生まれることになります。

最終回、最後のシーンは一気に10年後になっており、ショーン(フレディ・ハイモア)が、TEDで自身の経験を語るというもの。(本物のTEDみたいな雰囲気)

観客の中に、これまでのレギュラー陣が勢揃い。(もちろん『故人』以外)

「これで本当に終わりなんだなぁ」と思わせられる演出でした。

ショーンはもちろん、他のレギュラー陣もそれぞれに個性的で愛すべきキャラクター。

ジョーダン(ブリア・ヘンダーソン)アッシャー(ノア・ガルビン)も好きでした。

 

ダーウィン事変

原作は漫画

うめざわしゅんの漫画「ダーウィン事変」(講談社)が原作。

漫画を読んだこともなければ、うめざわ氏のことも全く知らなかったけれど、なんとなく面白そうだと思ってクリック。

日本語ではなく、いきなり英語音声(日本語音声はもちろん、他言語も選べましたが)だったので、おや?とは思いましたが、そこは、日本のアニメ。多くの国に向けて配信されているのでしょう。

海外ドラマの英語は、殆ど聞き取れないのに、これはとても聞き取りやすい英語だったので、なんだか一気に「英語脳」になったような快感もありました。(もちろん、漫画のセリフが元だからであって、英語脳は錯覚ですが、分かりやすかったのは事実です)

その快感も手伝って、そのままハマって、2日で一気見。(なぜか最終話だけ日本語字幕がありませんでした。1度そのまま視聴した後、日本語音声、英語字幕にして再度視聴)

チンパンジー(の母)と人間のハイブリットと言う設定の「ヒューマンジー」・チャーリーが主人公。

雑種強勢(ヘテロシス)で、両親よりも優れた資質を持つとされ、チンパンジーより力強く、人間より賢いという設定のようでした。

人間とのハイブリットが可能なのか、という点はさておき、15年前に「作られた」時、たった一個体だけだったというのが、まず納得がいかない始まりではありました。

(1シーズン最終話でチャーリーは双子だったらしいことが示されますが)

とはいえ、ヒト科であるチンパンジー(とボノボ)のことは、もっと深く知りたいと思っていたので、いろんなツッコミどころは無視して、興味深く視聴。

チャーリーは、チンパンジー(闘争的)と言うよりボノボ(平和的)に近い気がしましたが、「ヒューマノボ」(ロボットみたい)より「ヒューマンジー」の方がしっくりきますよね。(ボノボを知らない人はいても、チンパンジーを知らない人はいないでしょうし)

ですが、ヒューマンジーには「人権」がないどころか、法的には「もの」扱い。一番近いのはペット並みの扱いで、誰かの「所有物」であり、もし傷つけられても「器物損壊」にしかならないという点も、人間並みに会話できるどころか、普通の人間より知能も高いチャーリーに対して、あんまりだと思うのですけれど・・・。

舞台がアメリカ・ミズーリ州というのも、あえて選んだ場所なのだと思います。

動物実験や動物を殺して食べることに、嫌悪感や罪悪感を抱いてる人は日本にも少なからずいると思いますが、それが過激なテロにまで発展することは考えにくいでしょう。

それに、日本だとまず、高校で銃乱射などは起こり得ませんし、黒人VS白人のような人種問題もないからなのじゃないかと。

唯一の友人であるルーシーや、育ての親の二人、初めはチャーリーを憎んでさえいたのに、強い味方になってくれた保安官とその妻など、キャラクター設定がしっかりされています。

ALS(動物解放を掲げるテロ組織)の真の目的や、チャーリーの実の父親である、現在行方不明の博士のことも、チャーリーの弟らしきヒューマンジーのことも、まだ何もわかりませんから、シーズン2の展開が気になるところです。(双子らしいのに、弟の方がより人間に近い顔立ち。チャーリーよりずっと大人っぽい)

原作の漫画を読んでみたい気がしますが、武雄図書館には置いてありませんし、購入してまでは・・・なので、続編を待つしかなさそうです。(来年以降になりそうですが)

 

マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳

捜査手帳はホントに捜査手帳

プライム会員は、シーズン1の2話だけ無料。1話1時間半と長丁場でしたが、2話、3時間ぶっ続けで視聴。

続きを見たいところですが、課金してまでは・・・と迷っているところです。(ほかにも見たいものはありますしね)

ロンドンより赴任した優秀な(だけど時々空回り?)マクドナルド警部(タラ・ゴウヴェイア)の部下として、11年ぶりに現場復帰した巡査部部長ドッズ(ジェイソン・ワトキンス)

二人の初対面時の短い会話で、「デキる上司と、サエない部下」が見事に示され、マクドナルドならずとも「このオジサン、ホントに刑事?」と心配になるキャラ設定。

マクドナルドは上司である警視正に「ドッズ内勤向きなのでは?(自分のチームの一員としては不向き)」と尋ねますが、帰ってきた答えが「ずっと内勤だったがダメだった。早期退職するよう説得しろ」

この警視正(ジェームス・マーレイ)、ドッズより若く、なかなか男前なのに、イヤミな奴です。

ドッズは「窓際刑事」とあるように、この11年、内勤でずっと「肩たたき」にあっていたようなのです。

デジタル機器を使い熟せず、「手帳」が頼りの彼ですから、内勤も難しかったでしょう。

男女二人の部下(パール・チャンダ、ジャック・リディフォード)は、それ程目立った活躍はしないものの、早い時期にドッズの眼力に敬服したようにみえました。(いいチームです)

とはいえ、刑事としての勘の鋭さ、粘り強さはあるものの、ドッズ本人にその自覚はないらしく、自尊感情の低さをエセ心理士に指摘される程。

オドオドした様子に「なんでちょっとは言い返さないの?!」ともどかしいところもありました。(それも製作者の意図に嵌ったということなのでしょう)

それでも、「迅速さ」を求め、先走りがちなマクドナルドを、アナログ思考でゆっくり、しっかりサポートする・・・凸凹コンビとあるように、この先楽しみな二人です。

余談ですが、ジェイソン・ワトキンス、私より数歳年下です。

さらに、このシーズン1の時はまだ50代だったのですよね。今時の50代でデジタル機器が使えないってちょっとありえないのでは、とは思いましたが、キャラ設定として必要だったのでしょう。(2話とも図書館での調べ物が事件解決に結びつく)

シーズン2以降も「見放題」になってくれると嬉しいのですが・・・。

ヤングシャーロック~オックスフォード事件簿

シャーロック・ホームズの前日譚かと思いきや

全然違っていたようです。

そもそも本家本元の、コナン・ドイル原作を読んだことがないので、シャーロックのキャラクターは、他の映画での印象ですし、家族構成などは全く知りませんでした。

原作では、相棒であるワトソン医師と兄のマイクロフトは設定されていますが、宿敵モリアーティは最後の1話に出て来るのみなのだそうです。

ただし、それまでの事件を「陰で操る人物」のような書き方はされているのだとか。

「ようです」とか「そうです」としか言えないのは、上記の通り、原作を知らないからですが、映画やドラマでの「シャーロック」はいくつか観てきたので、そのイメージから抜けきれないところがあります。

舞台を現代に移したエレメンタリー』ジョニー・リー・ミラー主演)は、ワトソンモリアーティが女性など、最初からドイルのシャーロックとは別物として楽しみましたが、ベネディクト・カンバーバッチ『シャーロック・ホームズ』が「基準」となっていたようなところがあります。(この話も現代版ですし、ワトソンのイメージは全く違っていましたが)

さて、前置きが長くなりましたが、ヤングシャーロック』でしたね。

(ネタバレありです)

シャーロック(ヒーロー・ファインズ・ティフィン)がイケメンで、ナイーブで、どことなく可愛らしかったから、最後まで一気見しましたが、話の内容は奇想天外を通り越して、あまりにもありえない設定でした。

冒頭、中国の皇女が盗賊に襲われるシーン、皇女様だというのに、お付きの者が一人いるくらいで、護衛がないのもそもそも変だし、この皇女が盗賊をやっつける、というのも変。

さらに、いつの間にかこの皇女は消え、偽皇女が出現。このニセモノ(ジーン・ツェン)シャーロックを色仕掛けでハメたり・・・とワケの分からない展開。

このニセモノは、故郷の村で両親や村人を殺された、悲劇のヒロインではあるのですが、それまで中国の辺境の地(少数民族?村にはモンゴルのゲルのような住まいがありました)で育った娘が、皇女の話す中国語を話せるわけもないし、まして英語を流暢に話すなど、どう考えてもありえない。

復讐に燃えているとはいえ、躊躇なく人を殺せるのも不自然。まるで暗殺者になるべく密かに育てられたかのような女でしたが、元はただの村娘だったようですし。

モリアーティ(ドーナル・フィン)は、大学でシャーロックを庇ったことから、友達となり、親友のような関係になりますが、最終話近くで、不協和音が聞こえ始めます。

やむを得ず人を殺したモリアーティが、その瞬間ある種の快感を覚え、自分の中の「悪の要素」に気が付いたこともあるのでしょう。

モリアーティの変化に違和感を覚え始めたシャーロック

この時点ではまだ二人の仲が壊れたわけではありませんが、シーズン2(おそらく製作予定?)では、徐々に対立が進み、敵対関係になっていくのだと思われます。

シャーロックの家族も複雑でした。

兄のマイクロフトだけが、普通の人と言うか、常識的な人。

は、信じられないような悪人であったことが、回を進むごとに明らかになります。

父の奸計によって、精神病院送りにされ、最初は狂人のようなふるまいをしていましたが、シャーロックが病院から救い出した後は、薬の影響がなくなったせいか、正常な意識を取り戻します。

ですが、元々の性格なのか、破天荒なところもあり、なかなかチャーミングな女性でした。

そして

幼い頃、一人で遊んでいて池で溺死したことになっていたのですが、実は・・・

というこれもあまりにも、ありえない設定でした。

いくら、妻の財産目当てだったとしても、可愛い娘を犠牲にしてまで(娘は死んでおらず別の所で育てていたとはいえ)、シャーロックに深い心の傷を負わせてまで、そんな芝居を打つ必要があったのか?何かほかの手立てがありそうなもの。

成長した妹は、父同様に染まっており、兄弟の前に何食わぬ顔で現れ、さらにはモリアーティと肉体関係まで持つというなかなかの食わせ者。

から「母に虐待されていた」と吹き込まれていたため、当初はを憎んでいましたが、徐々に幼い頃の記憶を取り戻し、母とは良好な関係も取り戻したかのようでしたが・・・本当のところはどうなのでしょう?

毒薬作りのメモの切れ端を持っているモリアーティ、そして父を喪った妹、この二人の関係はどうなるのか?

シャーロック二人の関係にいつ気付くのか?

色々と突っ込みましたが、続編が早く見たくはあります。

 

NCIS:ハワイ

打ち切りは残念

かなり前からおススメには上がってきていたけれど、なぜか観ていなかったのですよね。

今回観る気になったのは、その前に観た『刑事アナイス クイーンズタウン殺人事件録』で、検視官イハカ役・アレックス・タラントが好印象だったから。

このNCISにも捜査官役で出演していたので、見始め、そのままハマってシーズン3まで数日で一気見したのですが・・・

シーズン3は途中で打ち切りになったらしく、シーズン1も2も22話まであるのに、3は10話で終了。

とりあえず、バタバタと終わらせた感はあったけれど、最後の最後に、マギー・ショージュリーホワイト←私と同じ年齢!)を登場させた意図はなんだったのでしょう?

最後だから主要な役者は総出演だったのでしょうか?

この先どうなるの?とハラハラするようなラストシーン、まさにクリフハンガーだったので、消化不良のままです。

キャストがみな、それぞれに魅力的でしたが、個性的過ぎる人も少なくありませんでした。

チームの頭脳(サイバー諜報スペシャリスト)であるアーニー(ジェイソン・アントーン)や検視官兼軍医のチェイス中佐(シーナ・コフォエド)は特に際立ったキャラでしたね。

ところで、この二人は実生活で夫婦だそうです。物語の中では、「親友」のような関係でしたが。

個性的といえば、チーム外の爆発物処理班のブンブン(シャリフ・アトキンス)もバンバン(ショーン・サグレー)も沿岸警備隊の特別捜査官ニール(マーク・ゲスナー)も。

チームは全員、私生活に何らかの問題を抱えているようでしたが、それが何なのかは仄めかされるだけで(解決したケースもあるけれど)終わり、その点も消化不良。

打ち切りの理由の一つに「製作費のコスト」が挙げられていましたから、仕方ないとはいえ・・・う~ん、残念。

さて、肝心の主役のことを忘れていましたね。

ジェーン・テナントヴァネッサ・ラシェイ)、強すぎ、賢こすぎ!冷静沈着なのに、情に厚いところもあって、こんなボスなら、ジェシー(ノア・ミルズ)ならずとも命がけでついていきたいと思えるような役どころでした。

捜査官としてだけでなく、二人の子どもの母親としての葛藤も描かれていて、元夫との関係は良好とはいえ、シングルマザーとしての奮闘ぶりもスーパーウーマン。

ルーシー(ヤスミン・アル・ブスタミ)は大富豪の娘なのに捜査官になったという変わり種。常にハイテンションで、なんとなく熊谷真美に似ている感じがし、日系かな?と思っていましたが、アブダビの出身だそうです。(実家も本当に富豪かも)。母親がフィリピン人だそうですから、それで日本人っぽく感じたのかもしれません。

そのルーシーとの同性カップルウィスラー(ヴィクトリア・アンダーソン)DIAからのちにFBIに移ったあとも、NCISとの連絡係としてチーム同様の働きぶり。

多様性の時代、キャストの国籍も様々で、同性カップルがいるのも、もうお定まりのようです。

日系人が多く出演していたのも、ハワイならではでしょうか?

日本のヤクザが登場する回もあり、親分も子分も英語が流暢なのには笑ってしまいました。(ドラマだから仕方ありませんね。彼らが日本語を話しているシーンもあり)

アレックス・タラントについてもう少し書いておきますね。

初めて知ったのが、オーストラリアとニュージーランドの合作ドラマ(上記)だったので、マオリ族の血を引いているのかな?と思っていました。

ハワイが舞台になったら、元横綱曙に風貌がちょっと似ている気がして「もしかしてサモアの血も引いてる?」-と思って調べてみたところ、確かにどちらの血も引いているようです。

失読症トム・クルーズと同じ?)を抱えながらの役者生活だそう。これからも目が離せない役者さん💛

対峙

重すぎるテーマでしたが・・・

対峙

対峙

  • リード・バーニー
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高校生による学校での銃乱射事件被害者と加害者双方の両親による会話が、穏やかに時に激烈に、沈黙も挟みながら、淡々と続いていきます。

登場人物は、その4人のほかには、話し合いの場(教会の一部屋)をセッティングしたカウンセラーと、教会のスタッフのみ。

カウンセラーはドライで冷たそうに見える女性で、反対に教会の女性は変に明るく、教会は「癒しの場」であるという強い信念を持っている人のようでした。

この2人のキャスト(ともう一人の若い男性)にも何か意味があるのでしょうが、冒頭の10数分と最後の数分以外は出て来ず、映画は4人の会話だけに焦点が当てられています。

どういう会話の流れになるのか予測不能で、息もつかせぬ緊迫感。それでいて目が離せない。

同じ部屋で4人の会話のシーンだけが続く1時間半、自分もその場にいるような臨場感がありました。

セリフの一言一言が重く、やはり母親に感情移入してしまうのですが、被害者よりむしろ加害者の母親の言葉の方が胸に刺さりました。

自殺した我が子を悼むことすら許されず、世間の激しい非難にさらされ、どうやって生きてこられたのだろうと思います。

精神を病み、立ち直ることなどできそうになく思えるのに・・・。

見る人の年齢、立場や考え方によって、感想は様々でしょう。

役者さんたちの迫真の演技も素晴らしかったです。(特に被害者の父親がペットボトルの水をがぶ飲みするシーンは、本当にノドが渇いてたまらなかったんだろうなと思えたほど)

宗教色を感じたので、素直に『絶賛』はできなかったのですが、それでも見てよかった映画でした。

久しぶりのアップなのに、なんだか歯切れが悪いですよね・・・もっとも軽々しい口はきけない重いテーマでしたが・・・。

 

 

サブスタンス

あまりにも・・・

終盤、グロテスク過ぎて、正視することができませんでした。

50歳の女優エリザベス役をデミ・ムーアが演じているのですが、彼女、私と同年齢なんですよね。

実年齢より一回りも若い(けれども衰えが目立ち始めた)元トップ女優役を体当たりで演じており、鬼気迫るものがありました。

身体は60代とは思えぬ鍛え上げられたプロポーションでしたが、顔のアップとなると毛穴やシワ、シミが目立ち、「女優がここまで曝け出していいの?」と心配になったほど。

老いによる自身の劣化と人気の翳りから、ついに再生医療『サブスタンス』に手を出し・・・そして生まれたのが、若く美しくセクシーで溌溂としたスー

二人は「一人」なので、一週間ごとに入れ替わらなければならないらしい・・・。

(人気女優が一週間も姿を見せないで番組が回るの?とつっこみたいところ。それに掃除に来ていた家政婦さんはどうなったの?それから、向かいに住む男、女優が暮らす超豪華なマンションに住めるほどのお金持ちには見えなかったのだけれど・・・?)

スーはエリザベスの「経験」も持っているので、エリザベスの後任として華々しくデビュー、たちまち人気者に上り詰め・・・その生活の楽しさからだんだんと「一週間」が守れなくなってきて・・・

どんどんヤバい展開になっていきます。

ところで、スー役の女優、どこかで見たような・・・と思っていたら、マイ・ニューヨーク・ダイアリーのジョアンナ役、マーガレット・クアリーではないですか!

作家を夢見る健気な新米編集者のジョアンナと、野心家でセクシー過ぎるスーを同一人物が演じているとは、ちょっと信じられないほど。

役柄が全く違うため、メイクも衣装も違うとはいえ・・・いやはや女優とはいえここまで化けるとは。

そうそう彼女はストレンジ・アフェアにも出ていましたね。

サブスタンスに戻りますが、スーのボディライン、きわどいハイレグにクラクラ

抜群のプロ―ポーションに華麗なダンス、それもそのはず彼女はバレエを学んだモデルでもあったのですね。

それにしても・・・最後の場面は・・・本当に見ることができませんでした。

目を逸らしている間にエンドロールが流れたので・・・