ちのっぷすの海外ドラマ雑記帳

ちのっぷすが観てきた海外ドラマについて想うことあれこれ

ニュー・トリックス~退職デカの事件簿

2度目のおススメで・・・

ハマりました。

数年前に初めておススメに上がった時は、ちらっと見ただけで「面白くない」と視聴を止めていました。

「面白くない」と言うより、キャラクターが好きになれなかったのです。

主人公の警視サンドラ(アマンダ・レッドマン)は、「美人」の設定ではあるものの、やや太めだし、すでに中年(警視ですから当然でしょうが)で、高圧的、お世辞にも魅力的とはいえず。

さらにサンドラの元上司で、退職デカとして新たに、「部下」としてUCOS(未解決時間専門捜査班)に配属されたジャック(ジェームス・ボラン)は、時代劇・悪役俳優「誰か」に似ている気がして好きになれなかったのです。

(この「誰か」は井上昭文さんでした。水戸黄門などでおなじみでしたね。2013年没。)

それでも度重なる「おススメ」を経て、今回観る気になったのは、シーズン12まで続いていたから。

それ程の長寿番組なら、「面白くないはずない」ですよね。(面白くなければ、とっとと「打ち切り」になっているでしょうから。)

で、じっくり見始めたところ・・・前述のようにハマってしまったのです。

ノリの良い主題歌のオープニング。一度耳にすれば忘れないようなメロディー。

(とはいえ、タイパのために「イントロをスキップ」を毎回ポチってましたが。ちなみに主題歌はジェリー役のデニス・ウォーターマンが歌っていたそうです。)  

オヤジキャラの中で一番気に入っていたのは、かなり変人のブライアン(アラン・アームストロング)

記憶力抜群でこだわりも強いので、アスペルガー(って今は言わないそうですね)っぽい設定なのでしょう。アルコール依存症の過去を持つ、いわく付き要注意人物(?)

ブライアンの妻エスター(スーザン・ジェイソン)は、どこにでもいそうなごくフツーのおばさんに見えましたが、なかなかどうして、しっかりブライアンを支える役柄、結構好きでした。

内容とは無関係ですが、シーズン1とシーズン10を見比べて、不思議なことがひとつ。

男優と女優(女優は顔が命?)の違いなのかもしれませんが、サンドラエスターがほとんど年を取ってないように見えるのに比べて、オヤジ軍団はそれ相応に(つまり10歳)老けていたこと。

それはともかく、シーズン1は2003年放映、20数年前なので、そういう時代だったのだとは思うものの、「50歳」ですでに「引退間近の老人」扱いにちょっと憤慨。

タバコをスパスパ吸ったり、あろうことか、そのタバコをポイ捨てしたりなど、今では「ありえない」シーンも満載。

ジャック役がシーズン9の1話目のあと、降板したのを皮切りに、シーズン10ではブライアンも、主役のサンドラまでも降板してしまいました。

ジャックブライアンが「去った」のには、一応納得できる理由が盛り込まれていましたが(特にブライアン、シーズン1の1話目と見事に繋げてありました!苦肉の策だったのかも、ですが)サンドラは…。

「10年、もうそろそろ次のステップに」と「昇進」する形で「去った」わけですが、役者本人の「マンネリ化」となんだかオーバーラップしてしまいます。

私としては、サンドラよりもサーシャ(タムジン・アウスウエイト)の方が好みでしたが、2シーズンのみで、打ち切りになったようですね。

最終のシーズン12まで見終えたいところなのですが、プライムビデオで無料視聴ができるのはシーズン11までなので、そこまでしか見ていないのです。

ニコラス・リンドハースト扮するダン、一風変わっていて好みのキャラだったので、最終話まで見たいところではあるのですが…。

(初期メンバーで唯一残ったデニス・ウォーターマンもシーズン12の2話で降板したそうですし、せめてそこまでは有料版ででも見るべきでしょうか?)

 

探偵ミス・フィッシャー

黒柳徹子?!

・・・に見紛うほど、雰囲気が似ていました。

誰がって「探偵ミス・フィッシャー」フライニー・フィッシャー役・エッシー・ディヴィスが、です。

オーストラリアの女優であるエッシー本人はそこまで似ていないのに、ミス・フィッシャーに扮すると「ソックリ!」と感じたのは私だけでしょうか?

(アマゾン・プライムビデオから画像が貼り付けられないのが残念)

「プライム会員なら6話お試し無料」に引かれて、見始めたのですが、2日で一気見。(実際には無料は5話まででした)

原則1話完結なので、「続きを観たい」衝動には駆られずに済みます。(もちろん、それ以降も「無料」になったら、続きを観ますが)

時は第一次世界大戦後の1920年代、所はオーストラリア、メルボルン。

主人公フライニー・フィッシャーは、有閑マダムのような雰囲気ですが、「ミス」

年齢不詳で妖艶な雰囲気。(美女かどうかは好みがわかれるところでしょう)

お金持ちの特権階級、好奇心旺盛で機知に富み、事件に対しては身の危険も顧みない猪突猛進型。

陽気で華やかな女性ですが、ミステリアスな影の部分も時に見え隠れ。

自身で「結婚には不向き」と「ミス」を貫いており、露骨な描写こそないものの、毎回のようにゲスト男優との絡みがありますから、自由奔放な女性でもあるのでしょう。

ですが、子どもの頃に「妹」を喪うという悲劇に見舞われ、それは深い心の傷になっているようですし、悲惨な従軍体験もあるようです。

 

第1話で、殺人を疑われるメイド役の女優がとても可愛らしいと思いながら見ていたら、2話以降、フライニーのメイドになり、レギュラー出演。

この第2話からフライニーは正式に「探偵」を名乗るのですが、メイドのドットは右腕のようになり、彼女を見る楽しみもありました。(若い巡査との遣り取りも初々しくて可愛い💖)

ドット役アシュリー・カミングスは、放送時(十数年前)は丸っこい顔立ちで「愛らしい」感じなのですが、現在はシャープな顔立ちになっており、別人のよう。

 

もう一人の主要人物ロビンソン警部補(ネイサン・ペイジ)フライニーは、回を重ねるごと協力して事件を解決に導くのですが、それと並行して、二人は惹かれあっていくような・・・

ですが、フライニーは、他の男性とは大胆に抱き合うのに、彼とはそうはなりません。(もしかしたら、最終話でそうなる??)

早いうちにロビンソンのセリフ「こどもはできなかった」から彼が既婚者であることは明かされるのですが、5話目で「新婚で戦争に行った(16年前)。妻は今妹と暮らしている」と夫婦関係は事実上破綻していることも明かされます。

「16年前の自分と今の自分は違う」と、フライニーに想いを打ち明けているようにも受け取れますが、「それでも結婚は結婚だ」と生真面目さが全面にでます。

それを受けてのフライニーの「特に紳士にはね」は、効いていますね。

ミステリーとともに大人の恋愛物語としても、見応えある作品だと思います。

(まぁ、「戦争で爵位を継承した」という令嬢ミス・フィッシャーの無鉄砲さには、ツッコミどころ満載ではありますが)

 

グッド・ドクターその②

迂闊でした!

かなり前から《グッド・ドクター》の新エピソードが、アマゾン・プライムで提供されていたのに、全く気付かず、見逃していました。

もちろん、気付いたからには、一気見です。

前回は、U-nextに加入していた頃で、シーズン4まで視聴していたのだったと思います。

アマゾンではシーズン6からシーズン7の最終話まで、時に涙しながら視聴終了。(何話かは日本語翻訳なしだったのが残念でした。)

以前のブログで、「日本や韓国でもリメイク」と書いていましたが、本家本元は韓国で正しくは「日本やアメリカでリメイク」でした<m(__)m>

kaigaidorama.hateblo.jp

外科手術後の快復が早すぎるのは、相変わらずでしたが、これは原則1話完結のドラマだから仕方ないのでしょう。

シーズン6は22話あり、見どころ満載(突っ込みどころも)だったけれど、シーズン7は10話のみで、急展開も多く、ちょっと消化不良の感は否めなかったかなぁ。

そのシーズン6は、看護師が元カレに刺され、その巻き添えで外科部長のリム(オードリー・チャン)も瀕死の重傷。犯人はまだ院内・・・という緊迫した状況から、幕開け

グラスマン(リチャード・シフ)に逆らったショーン(フレディ・ハイモア)の手術でリムは一命をとりとめますが、下半身不随に・・・。

このことでリムショーンを疎ましく思い、一時は険悪な状態になります。(もちろん最後は仲直り)

重傷だった看護師も、ほどなく現場復帰できる程に快復。

自身の元カレが犯人であることを考えたら、トラウマになりそうだし、同じ病院に勤め続けるのは、あり得ないように思いましたが、彼女、ただの看護師ではなく、のちに院長アンドリュース(ヒル・ハーバー)とねんごろになるのですよね。(それまで特に目立った存在ではなかったようなのに・・・?)

急展開と言えば、シーズン1からのレギュラーだったアンドリュースはシーズン6の21話をもって降板。

そのシーズン6の途中からは、シーズン1で降板したジャレット(チュク・モデュ―)が復帰し、シーズン7では、同じく降板したクレア(アントニア・トーマス)も復帰し、ジャレットとよりを戻します。

くっついたり、離れたりのアレックス(ウィル・ユン・リー)モーガン(フィオナ・グーベルマン)も結局結ばれ、モーガンの養女を共に育てることに。

父親代わりだったグラスマンは、癌で亡くなりますが、リア(ペイジ・スパラ)との間には、男の子のほかに女の子も生まれることになります。

最終回、最後のシーンは一気に10年後になっており、ショーン(フレディ・ハイモア)が、TEDで自身の経験を語るというもの。(本物のTEDみたいな雰囲気)

観客の中に、これまでのレギュラー陣が勢揃い。(もちろん『故人』以外)

「これで本当に終わりなんだなぁ」と思わせられる演出でした。

ショーンはもちろん、他のレギュラー陣もそれぞれに個性的で愛すべきキャラクター。

ジョーダン(ブリア・ヘンダーソン)アッシャー(ノア・ガルビン)も好きでした。

 

ダーウィン事変

原作は漫画

うめざわしゅんの漫画「ダーウィン事変」(講談社)が原作。

漫画を読んだこともなければ、うめざわ氏のことも全く知らなかったけれど、なんとなく面白そうだと思ってクリック。

日本語ではなく、いきなり英語音声(日本語音声はもちろん、他言語も選べましたが)だったので、おや?とは思いましたが、そこは、日本のアニメ。多くの国に向けて配信されているのでしょう。

海外ドラマの英語は、殆ど聞き取れないのに、これはとても聞き取りやすい英語だったので、なんだか一気に「英語脳」になったような快感もありました。(もちろん、漫画のセリフが元だからであって、英語脳は錯覚ですが、分かりやすかったのは事実です)

その快感も手伝って、そのままハマって、2日で一気見。(なぜか最終話だけ日本語字幕がありませんでした。1度そのまま視聴した後、日本語音声、英語字幕にして再度視聴)

チンパンジー(の母)と人間のハイブリットと言う設定の「ヒューマンジー」・チャーリーが主人公。

雑種強勢(ヘテロシス)で、両親よりも優れた資質を持つとされ、チンパンジーより力強く、人間より賢いという設定のようでした。

人間とのハイブリットが可能なのか、という点はさておき、15年前に「作られた」時、たった一個体だけだったというのが、まず納得がいかない始まりではありました。

(1シーズン最終話でチャーリーは双子だったらしいことが示されますが)

とはいえ、ヒト科であるチンパンジー(とボノボ)のことは、もっと深く知りたいと思っていたので、いろんなツッコミどころは無視して、興味深く視聴。

チャーリーは、チンパンジー(闘争的)と言うよりボノボ(平和的)に近い気がしましたが、「ヒューマノボ」(ロボットみたい)より「ヒューマンジー」の方がしっくりきますよね。(ボノボを知らない人はいても、チンパンジーを知らない人はいないでしょうし)

ですが、ヒューマンジーには「人権」がないどころか、法的には「もの」扱い。一番近いのはペット並みの扱いで、誰かの「所有物」であり、もし傷つけられても「器物損壊」にしかならないという点も、人間並みに会話できるどころか、普通の人間より知能も高いチャーリーに対して、あんまりだと思うのですけれど・・・。

舞台がアメリカ・ミズーリ州というのも、あえて選んだ場所なのだと思います。

動物実験や動物を殺して食べることに、嫌悪感や罪悪感を抱いてる人は日本にも少なからずいると思いますが、それが過激なテロにまで発展することは考えにくいでしょう。

それに、日本だとまず、高校で銃乱射などは起こり得ませんし、黒人VS白人のような人種問題もないからなのじゃないかと。

唯一の友人であるルーシーや、育ての親の二人、初めはチャーリーを憎んでさえいたのに、強い味方になってくれた保安官とその妻など、キャラクター設定がしっかりされています。

ALS(動物解放を掲げるテロ組織)の真の目的や、チャーリーの実の父親である、現在行方不明の博士のことも、チャーリーの弟らしきヒューマンジーのことも、まだ何もわかりませんから、シーズン2の展開が気になるところです。(双子らしいのに、弟の方がより人間に近い顔立ち。チャーリーよりずっと大人っぽい)

原作の漫画を読んでみたい気がしますが、武雄図書館には置いてありませんし、購入してまでは・・・なので、続編を待つしかなさそうです。(来年以降になりそうですが)

 

マクドナルド&ドッズ 窓際刑事ドッズの捜査手帳

捜査手帳はホントに捜査手帳

プライム会員は、シーズン1の2話だけ無料。1話1時間半と長丁場でしたが、2話、3時間ぶっ続けで視聴。

続きを見たいところですが、課金してまでは・・・と迷っているところです。(ほかにも見たいものはありますしね)

ロンドンより赴任した優秀な(だけど時々空回り?)マクドナルド警部(タラ・ゴウヴェイア)の部下として、11年ぶりに現場復帰した巡査部部長ドッズ(ジェイソン・ワトキンス)

二人の初対面時の短い会話で、「デキる上司と、サエない部下」が見事に示され、マクドナルドならずとも「このオジサン、ホントに刑事?」と心配になるキャラ設定。

マクドナルドは上司である警視正に「ドッズ内勤向きなのでは?(自分のチームの一員としては不向き)」と尋ねますが、帰ってきた答えが「ずっと内勤だったがダメだった。早期退職するよう説得しろ」

この警視正(ジェームス・マーレイ)、ドッズより若く、なかなか男前なのに、イヤミな奴です。

ドッズは「窓際刑事」とあるように、この11年、内勤でずっと「肩たたき」にあっていたようなのです。

デジタル機器を使い熟せず、「手帳」が頼りの彼ですから、内勤も難しかったでしょう。

男女二人の部下(パール・チャンダ、ジャック・リディフォード)は、それ程目立った活躍はしないものの、早い時期にドッズの眼力に敬服したようにみえました。(いいチームです)

とはいえ、刑事としての勘の鋭さ、粘り強さはあるものの、ドッズ本人にその自覚はないらしく、自尊感情の低さをエセ心理士に指摘される程。

オドオドした様子に「なんでちょっとは言い返さないの?!」ともどかしいところもありました。(それも製作者の意図に嵌ったということなのでしょう)

それでも、「迅速さ」を求め、先走りがちなマクドナルドを、アナログ思考でゆっくり、しっかりサポートする・・・凸凹コンビとあるように、この先楽しみな二人です。

余談ですが、ジェイソン・ワトキンス、私より数歳年下です。

さらに、このシーズン1の時はまだ50代だったのですよね。今時の50代でデジタル機器が使えないってちょっとありえないのでは、とは思いましたが、キャラ設定として必要だったのでしょう。(2話とも図書館での調べ物が事件解決に結びつく)

シーズン2以降も「見放題」になってくれると嬉しいのですが・・・。

ヤングシャーロック~オックスフォード事件簿

シャーロック・ホームズの前日譚かと思いきや

全然違っていたようです。

そもそも本家本元の、コナン・ドイル原作を読んだことがないので、シャーロックのキャラクターは、他の映画での印象ですし、家族構成などは全く知りませんでした。

原作では、相棒であるワトソン医師と兄のマイクロフトは設定されていますが、宿敵モリアーティは最後の1話に出て来るのみなのだそうです。

ただし、それまでの事件を「陰で操る人物」のような書き方はされているのだとか。

「ようです」とか「そうです」としか言えないのは、上記の通り、原作を知らないからですが、映画やドラマでの「シャーロック」はいくつか観てきたので、そのイメージから抜けきれないところがあります。

舞台を現代に移したエレメンタリー』ジョニー・リー・ミラー主演)は、ワトソンモリアーティが女性など、最初からドイルのシャーロックとは別物として楽しみましたが、ベネディクト・カンバーバッチ『シャーロック・ホームズ』が「基準」となっていたようなところがあります。(この話も現代版ですし、ワトソンのイメージは全く違っていましたが)

さて、前置きが長くなりましたが、ヤングシャーロック』でしたね。

(ネタバレありです)

シャーロック(ヒーロー・ファインズ・ティフィン)がイケメンで、ナイーブで、どことなく可愛らしかったから、最後まで一気見しましたが、話の内容は奇想天外を通り越して、あまりにもありえない設定でした。

冒頭、中国の皇女が盗賊に襲われるシーン、皇女様だというのに、お付きの者が一人いるくらいで、護衛がないのもそもそも変だし、この皇女が盗賊をやっつける、というのも変。

さらに、いつの間にかこの皇女は消え、偽皇女が出現。このニセモノ(ジーン・ツェン)シャーロックを色仕掛けでハメたり・・・とワケの分からない展開。

このニセモノは、故郷の村で両親や村人を殺された、悲劇のヒロインではあるのですが、それまで中国の辺境の地(少数民族?村にはモンゴルのゲルのような住まいがありました)で育った娘が、皇女の話す中国語を話せるわけもないし、まして英語を流暢に話すなど、どう考えてもありえない。

復讐に燃えているとはいえ、躊躇なく人を殺せるのも不自然。まるで暗殺者になるべく密かに育てられたかのような女でしたが、元はただの村娘だったようですし。

モリアーティ(ドーナル・フィン)は、大学でシャーロックを庇ったことから、友達となり、親友のような関係になりますが、最終話近くで、不協和音が聞こえ始めます。

やむを得ず人を殺したモリアーティが、その瞬間ある種の快感を覚え、自分の中の「悪の要素」に気が付いたこともあるのでしょう。

モリアーティの変化に違和感を覚え始めたシャーロック

この時点ではまだ二人の仲が壊れたわけではありませんが、シーズン2(おそらく製作予定?)では、徐々に対立が進み、敵対関係になっていくのだと思われます。

シャーロックの家族も複雑でした。

兄のマイクロフトだけが、普通の人と言うか、常識的な人。

は、信じられないような悪人であったことが、回を進むごとに明らかになります。

父の奸計によって、精神病院送りにされ、最初は狂人のようなふるまいをしていましたが、シャーロックが病院から救い出した後は、薬の影響がなくなったせいか、正常な意識を取り戻します。

ですが、元々の性格なのか、破天荒なところもあり、なかなかチャーミングな女性でした。

そして

幼い頃、一人で遊んでいて池で溺死したことになっていたのですが、実は・・・

というこれもあまりにも、ありえない設定でした。

いくら、妻の財産目当てだったとしても、可愛い娘を犠牲にしてまで(娘は死んでおらず別の所で育てていたとはいえ)、シャーロックに深い心の傷を負わせてまで、そんな芝居を打つ必要があったのか?何かほかの手立てがありそうなもの。

成長した妹は、父同様に染まっており、兄弟の前に何食わぬ顔で現れ、さらにはモリアーティと肉体関係まで持つというなかなかの食わせ者。

から「母に虐待されていた」と吹き込まれていたため、当初はを憎んでいましたが、徐々に幼い頃の記憶を取り戻し、母とは良好な関係も取り戻したかのようでしたが・・・本当のところはどうなのでしょう?

毒薬作りのメモの切れ端を持っているモリアーティ、そして父を喪った妹、この二人の関係はどうなるのか?

シャーロック二人の関係にいつ気付くのか?

色々と突っ込みましたが、続編が早く見たくはあります。

 

NCIS:ハワイ

打ち切りは残念

かなり前からおススメには上がってきていたけれど、なぜか観ていなかったのですよね。

今回観る気になったのは、その前に観た『刑事アナイス クイーンズタウン殺人事件録』で、検視官イハカ役・アレックス・タラントが好印象だったから。

このNCISにも捜査官役で出演していたので、見始め、そのままハマってシーズン3まで数日で一気見したのですが・・・

シーズン3は途中で打ち切りになったらしく、シーズン1も2も22話まであるのに、3は10話で終了。

とりあえず、バタバタと終わらせた感はあったけれど、最後の最後に、マギー・ショージュリーホワイト←私と同じ年齢!)を登場させた意図はなんだったのでしょう?

最後だから主要な役者は総出演だったのでしょうか?

この先どうなるの?とハラハラするようなラストシーン、まさにクリフハンガーだったので、消化不良のままです。

キャストがみな、それぞれに魅力的でしたが、個性的過ぎる人も少なくありませんでした。

チームの頭脳(サイバー諜報スペシャリスト)であるアーニー(ジェイソン・アントーン)や検視官兼軍医のチェイス中佐(シーナ・コフォエド)は特に際立ったキャラでしたね。

ところで、この二人は実生活で夫婦だそうです。物語の中では、「親友」のような関係でしたが。

個性的といえば、チーム外の爆発物処理班のブンブン(シャリフ・アトキンス)もバンバン(ショーン・サグレー)も沿岸警備隊の特別捜査官ニール(マーク・ゲスナー)も。

チームは全員、私生活に何らかの問題を抱えているようでしたが、それが何なのかは仄めかされるだけで(解決したケースもあるけれど)終わり、その点も消化不良。

打ち切りの理由の一つに「製作費のコスト」が挙げられていましたから、仕方ないとはいえ・・・う~ん、残念。

さて、肝心の主役のことを忘れていましたね。

ジェーン・テナントヴァネッサ・ラシェイ)、強すぎ、賢こすぎ!冷静沈着なのに、情に厚いところもあって、こんなボスなら、ジェシー(ノア・ミルズ)ならずとも命がけでついていきたいと思えるような役どころでした。

捜査官としてだけでなく、二人の子どもの母親としての葛藤も描かれていて、元夫との関係は良好とはいえ、シングルマザーとしての奮闘ぶりもスーパーウーマン。

ルーシー(ヤスミン・アル・ブスタミ)は大富豪の娘なのに捜査官になったという変わり種。常にハイテンションで、なんとなく熊谷真美に似ている感じがし、日系かな?と思っていましたが、アブダビの出身だそうです。(実家も本当に富豪かも)。母親がフィリピン人だそうですから、それで日本人っぽく感じたのかもしれません。

そのルーシーとの同性カップルウィスラー(ヴィクトリア・アンダーソン)DIAからのちにFBIに移ったあとも、NCISとの連絡係としてチーム同様の働きぶり。

多様性の時代、キャストの国籍も様々で、同性カップルがいるのも、もうお定まりのようです。

日系人が多く出演していたのも、ハワイならではでしょうか?

日本のヤクザが登場する回もあり、親分も子分も英語が流暢なのには笑ってしまいました。(ドラマだから仕方ありませんね。彼らが日本語を話しているシーンもあり)

アレックス・タラントについてもう少し書いておきますね。

初めて知ったのが、オーストラリアとニュージーランドの合作ドラマ(上記)だったので、マオリ族の血を引いているのかな?と思っていました。

ハワイが舞台になったら、元横綱曙に風貌がちょっと似ている気がして「もしかしてサモアの血も引いてる?」-と思って調べてみたところ、確かにどちらの血も引いているようです。

失読症トム・クルーズと同じ?)を抱えながらの役者生活だそう。これからも目が離せない役者さん💛