ちのっぷすの海外ドラマ雑記帳

ちのっぷすが観てきた海外ドラマについて想うことあれこれ

グッド・ドクター

自閉症の若き医師の成長物語

主人公が自閉症サヴァン症候群の外科医という設定ですから、私が飛びつかないわけはありません。

日本や韓国でもリメイクされているようですね。

でも韓国版はもちろん、日本版も見たことはありません。

本家のものとは製作費が違うだろうし、手術のリアルさは(本当にリアルかどうかは外科医じゃないとわからないでしょうけれど)敵わないと思うので・・・。

 

 

 しかも主役はフレディ・ハイモア子役の頃から好きな俳優さんです。

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 ちなみにこの映画の父親役が、The Tudorsヘンリー8世ジョナサン・リースマイヤーだったのは意外な感じでしたが、違和感がなかったのもまた不思議。

で、グッド・ドクターに戻りますと・・・

シーズン1・2はかなり前に観ていまして、シーズン3は当初有料だったのでチマチマ見ていたのですが、見放題になったのを機に5話から最終話まで一気見。(1.4倍~1.8倍速で)

ゆっくり味わいたくて、最終話のみは通常速度で視聴しました。

英語はゆっくり聴こえますが、聴き取れているかというと、やはり字幕なしにはアヤシイ。

緊急事態なのに、やけに悠長、冗長に感じたのは普段倍速で見ていたからでしょうね。

それはともかく、話の流れとしてはちょっと急展開すぎるかな、という印象は拭えませんでした。

メレンデスの最期を看取るのがリムではなく、研修医クレアだったのは「それはないだろう~」と思いました。

結局メレンデスはリムではなくクレアを愛していたの?男女の愛というより師弟愛だと思っていたけれど・・・?(いずれにしろプラトニックなままでしたが)

常々ドラマはストーリーそのものよりキャストのキャラクターの魅力によるところが大きいと思っていますが、このドラマはどのキャラクターもそれぞれに魅力的で、どの役柄にも感情移入できるところが見始めると止められない理由だったと思います。

どのメインキャラにも、なのです。年若い研修医にも、男性の指導医にも。

一番年齢が近いのはグラスマン院長(!)なのでしょうが、リム外科部長に一番近い気持ちで観ることが多かったです。(あんなカッコイイ女性部長に自分を重ねるなんて失笑ものだけど)

そう言いつつ、時にカーリーやリアやパクにさえなりきっている自分がいたりして・・・(赤面)

カーリーはFRINGEのアストリッド役でもありましたね。

リアことペイジ・スパラは好みです。どことなくエージェント・オブ・シールズクロエ・ベネットに感じが似ていて、キュートでチャーミング。ITに強いというのは同じようなキャラですね。

はじめはイジワルな野心家に見えた研修医モーガンも回を重ねるごとに、見どころのある外科医に成長していきます。

彼女の母が1話だけゲスト出演するのですが、その母はヤングスーパーマンの育ての母役だったアネット・オトゥールでした。(随分老けててビックリ!)

もちろん突っ込みどころは満載で、いくらなんでも術後にあんなに早く回復はしないだろうというのは毎回の「?!」でしたが、そこは1話完結ドラマゆえ仕方ないですね。

それにしても毎回盛沢山な内容。脚本も大変だっただろうな、と思われます。

シーズン4も早く観たい!

ですが・・・3の最終話で死亡したメレンデス(ニコラス・ゴンザレス)はもちろん、研修医パク(ウィル・ユン・リー)も病院を去って家族のもとに帰ることになりそうですから、少なくともこの二人は降板するのでしょうね。