ちのっぷすの海外ドラマ雑記帳

ちのっぷすが観てきた海外ドラマについて想うことあれこれ

The Headシーズン1

サイコスリラーとはいうものの

Hulu配信のオリジナルドラマなのに、なぜかアマゾンプライムビデオの見放題になっていたので、見てみることに。

THE HEAD

THE HEAD

  • ジョン・リンチ
Amazon

まずは南極のポラリスⅥの越冬隊員10名の内5名が女性で、それも妙齢でそこそこの美女揃いと言うのが、ありえない設定だな~と思いました。

閉鎖空間での6ヶ月、美女に囲まれた男性陣が平常心でいられるものかしらね~と思っていたら、そもそもの殺人の発端は、8年前のポラリスⅤでの任務中、やはり性的なことが絡んでいました。

殺されていたのは生物学者のサラ・ジャクソン。(遺体は見つかっていない)

ですが、いわゆるパワハラ・セクハラ上の事故死だったのに、それを隠蔽しようとその時の隊員全員が口裏を合わせ、火災に見せかけるという設定は、ちょっと強引。いくら「地球温暖化を防ぐための研究」を優先したとはいえ。

じゃ、火災の原因は何か?ってことになってしまうのに、真相は究明されていなかったようです。

サラは火災で行方不明ということになったまま、「英雄」扱いされ、それから8年ー。

通信が途絶えたポラリスⅥに救助に向かうのは、越冬隊に残った妻アニカ(ローラ・バッハ)を案ずる夏期隊長だったヨハン(アレクサンドル・ウィローム)

そこで救助隊が発見したものは、隊員7名の無残な死体でした。

殺人事件が起こったことは明白で、犯人は残る3人の中にいることになります。

3人のうち、アニカ以外の2人、世界的生物学者アーサー(ジョン・リンチ)と今回が初任務の若き女医マギー(キャサリン・オドネリー)はほどなく発見され、事件の真相について語りますが、二人の説明には食い違いが・・・。

当初は、地球温暖化を救う研究の権威であるアーサーと、同じ研究をしつつも、同等ではない扱いを受けているアニカサラがその研究の成果を巡って争ったのではないかと推察していましたが(アニカの告白めいたメモを早い段階でヨハンが見つけましたし)、もっと単純で、アーサーが権威を利用して、サラに性的関係を迫ったのが発端でした。

伏線はしっかり張られていて、自宅にいるときにアニカにかかる1本の電話もそうだったのですが、これが大きな意味を持つとは、その時はまだ思っていませんでした。

電話はポラリスV隊員の転落死の報でしたが、それが事故なのか自殺なのかは最後に明かされます。

大きな伏線として、サラに「娘が二人」と言うことは何度も繰り返し出てきますから、マギーがその一人なのでは?という推察は早いうちからできました。

妹とPCで会話するシーンもありましたから、二人姉妹であることもわかっていましたし。

ただ、サラの風貌と、マギーは似ていなかった(ある隊員がマギーに「ある人に似ている」と言うけれど)ので、大きく?がついたままでした。

アーサーが、故殺だったサラの殺人隠蔽の為に、今頃になって全隊員を、しかも関係のない隊員や、首を切り落とすという残忍な手口まで使って殺すとは思えない。

では、行方不明のアニカが?

ヨハンに宛てた、殺人を告白するかのような手紙の断片はあったけれど、全員を殺さなければならないような事情も、首を切り落とす理由もわからない。

こうなるとやはり「復讐」の文字がチラつきます。マギーのように医師であれば、死体には慣れているでしょう。

アーサーが逮捕され、マギーが機上の人となるところでシーズン1は終わるので、シーズン2は真犯人がマギー(実はサラの娘オリヴィア)であることを解明するストーリーになるのだろうと思っていたのですが・・・

シーズン1で南極編は完結、シーズン2は新たな閉鎖空間での殺人事件のようです。(とはいえ、アーサーは変わらず地球温暖化の研究者、またマギーも絡んでくるよう)

日欧合併作とうたってあり、シーズン1には、アーサーの研究助手アキ役として山下智久が出演していました。(英語、彼なりの勉強法で身に着けていたそう)

ちなみにシーズン2には福士蒼汰が出演しているようです。(残念ながら見放題ではありません。)

マギーアキは、かなり親密になり、愛情も芽生えたようなのに、マギーは、アニカを殺すべく雪上車に細工しているところを見られたために、アキまで殺してしまいます。

母親の復讐のために、ここまでするかなぁ?

姉妹が真相を知ったのは、わりと最近のことのようなのに、用意周到すぎるし、自分の命を危険に晒してまで・・・?

アーサーサラを殺したことは明白でも、他の殺人については、証拠がない。

成り行きで隊長のエリックは殺してしまうけれど、それ以外の隊員を殺していないのは何よりアーサー本人が一番知っており、だとすると犯人はマギーしかありえない。

裁判ではそう主張するでしょうし、マギーの素性を調べ直せば(あるいはDNA鑑定でも)サラの娘であることは容易に判明するでしょうに。

なんだか納得できない点は多々ありましたが、マギー(オリヴィア)役のキャサリン・オドネリーの、虚実綯交ぜの話しぶりは、迫真の演技で圧巻!

それに可愛らしい顔立ちで好み💖でもあったので、見て損はなかったドラマでした。