素人探偵モノ4作品
推理小説好きの母の娘ながら、その類の小説は殆ど読んだことはないのですが、探偵・刑事モノのドラマは大好きです。
で、今回、美女かつ素人の探偵が活躍するシリーズがズラっと並んでいたので、制作年代順に一気見しました。
第一作は2015年制作のグルメ探偵ヘンリー。
この一作だけは、素人の美男探偵と美女刑事のコンビですが、その後の3作品はどれも「美人探偵」と銘打っていますから、ダブル主役ではなく、美人探偵の方を堂々の主役に据えたのでしょう。
グルメ探偵ヘンリーの評価は4
独身生活を謳歌する料理コンサルタントとシングルマザーの熱血刑事、同居する母と娘のキャラクター描写もよくできていて、
これがなかなか面白かったから、他のシリーズも一気見したのですよね。
お次は図書館司書探偵オーロラ
オーロラ役の女優、見覚えがある気がしていたら、それもそのはず、ずっと以前に時々テレビで見ていたフルハウスのD.J.役のキャンディス・キャメロン・ブレ。
この作品の評価は、私が見始めた時は4だったのに、今は3に下がっています。
個人的には《図書館司書》が主役で、しかも懐かしのD.J.が主人公ですから、肩入れしたいところですが、第2話で恋仲っぽくなった作家がいたのに、第3話で全く別の男性(もちろん事件がらみ)とそれっぽくなる展開が、あまりにも不自然でした。
次は、2017年制作の考古学者探偵エマ
その昔憧れていた《考古学者》(中2の時、なりたい職業に考古学者と書きました。本気ではなかったけれど)が主人公ですから、かなり期待して見始めたのですが・・・
評価は3.5となっており、図書館司書探偵オーロラよりは高いけれど、私としてはシリーズ中、最も面白くなかったです。
主人公エマがいまひとつ魅力的でなかったし、あんなに浅い所を掘って考古学的な発見があるのもありえないし、なにより初めから犯人が誰なのか予想がついたからかもしれません。
(助手の大学院生カップルはなかなかにチャーミングではありました。)
最後が、同じく2017年制作のリフォーム探偵シャノン
この作品の評価は4.5
この評価は納得。シリーズ中、最もよく出来ている作品で、最も面白かったです。
主人公シャノン(ジュエル)の顔立ちはあまり好みではなかったのですが、劇中で披露した歌声が素晴らしかった!(それもそのはずジュエルは女優兼作家兼シンガーソングライターなのだとか)
1話でリフォームの依頼主として出会う作家と、予想通りの展開・・・でもこういう予想通りは、謎解き途中の清涼剤のようなものだから、ステレオタイプで大いに結構。
1シリーズは3話、とはいえ86分なので普通のドラマの2話分の長さ、つまり6話と同じ。
肩の凝らないドラマで英語力もつけたい、と思いつつ、そちらの方は期待薄ですね~。
原作を読もうとまでは思わないですもんね。
あと5年見続けて、海外旅行ができたらいいな。その前に国内旅行か。