タイムリーな映画!
[Stay Home!] が合言葉の今、映像配信サービスは業績を伸ばしていることでしょう。
商魂逞しいというのか、
今まさにうってつけの映画を配信中。そのタイトルは
コンテイジョン-Contagionー接触感染
2011年のアメリカ映画で、スリラーに分類されています。
あらすじは Wikipedia に詳しいので下記を参照されて下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3
画像はアマゾンのものですが、パッケージからもわかるように、主役級の俳優が 6人!
実際、誰が《主役》なのか、最後までわかりませんでした。
何もひとりに限らず、6人とも主役の解釈でよいのかもしれません。
冒頭 Day2 と出てきて、それが感染2日目の意味だとはすぐわかりますが、ん?!と引き込まれます。
最後に Day1 -そこではじめて感染源が明らかになる。
筋とは全然関係ないのですが、個人的に「あら!懐かしい」と思った俳優も出演していました。
一時期ハマってたヴェロニカ・マーズ(Veronica Mars) で、父親役だったエンリコ・コラントーニ。知人のUさんにちょっと似ていることもあって、当時から気になってはいましたが、この映画の中で《再会》できて、なんだか親戚の叔父さんにでも会ったような感じ。
実は、海外ドラマや洋画を見始めたのは、友人のOさん(メリル・ストリープに似ています!)の勧めがキッカケ。もう5、6年前のことになります。
それまでは時間が勿体ないような気がして、テレビを観ることすら殆どなかったのですが、PCで海外ドラマを観るのなら、スピード調整もできて(普段は1.4倍速、時に1.8倍速で視聴)英語の勉強にもなるし、科学や歴史も学べたりする・・・要は「面白くてタメになる」という一石二鳥。
おかげで、リスニング力はそこそこついたようですが、まだまだ字幕なしで見るのは難しい・・・(まだまだって6年観てもそうなら、この先10年続けても変わらない?)
おっと、コンテイジョンに戻りましょうかね。
「恐怖はウイルスより早く感染する」-はまさに。
この映画が作られた10年前より、もっとSNSが盛んな今はなおさら・・・ですよね。
現実に今、デマやチェーンメールの類は後を絶ちません。
まぁ、色々と考えさせられる映画でした。
潜伏期間が短いことや、症状が激しいことなど、今回のコロナとは違って、その意味では分かりやすい感染でしたが、それは映画ゆえの設定でしょう。
最終的にはワクチンが開発されて《終息》するのですが、そこもさすがに映画ですよね。
《スリラー》に分類されてますが、パニック映画というより、社会派ドラマといえるんじゃないかなぁ。
それぞれの立場でのそれぞれの思惑―人間ドラマも面白かったです。