ちのっぷすの海外ドラマ雑記帳

ちのっぷすが観てきた海外ドラマについて想うことあれこれ

キリング・イヴ最終章

サイコパスの終焉?

ん~~?むむむ~?

としか・・・言いようのない最終章・・・でした、チャンチャン。

アマゾンにはシーズン1と2しか取り扱いがないようでしたので、2を貼り付けさせてもらいましたが、このあとシーズン3と4があり、4は最終章になります。

が、1~3までを視聴したのが、かなり前だったこともあり、話の筋や人間関係、組織云々、粗方忘れており、4の回を追うごと少しずつ思い出しはしたものの・・・

話があちこちに飛んでいるような印象で、最終章と銘打ってあるのに、とても8話で収束しそうにない!

どうなるんだろう?と、1日4話ずつ2日で一気見しましたが・・・結局・・・

イヴが追う《トゥエルブ》の黒幕は誰?

キャロラインの息子ケニーを殺したのは誰?

最後の最後に、美しき暗殺者ヴィネラルを殺したのは誰?

それを命じたらしいキャロラインは一体・・・何者・・・?

主役のひとりが「死んだ」(ネタバレですみませんっ!!)という以外、最終章らしさはまったくなく、消化不良もいいところで、全然スッキリしません。

キャロラインフィオナ・ショー)を主役にした続編でもあるのでしょうか?

それはともかく、イヴ役のサンドラ・オー、カナダ国籍ですが、両親ともに韓国人だそう。決して美人女優とはいえないので、演技派、個性派なのでしょう。

ヴィネラル役のジョディ・カマー、好みの顔立ちの女優ではありませんが、サイコパス的美貌とでもいうのか、そういう感じ(どういう感じや?)がよくでていましたね。

どんな奇抜な格好をしていても似合っていて、キュート。

先天的にサイコパス的素養があったうえ、後天的にそれが助長されたらしいエピソードが挟まれており、冷酷無比な暗殺者なのに、なぜか憎めない。

憎めないどころか、イヴのように特別な絆を感じてしまいそうになるほど。

ヴィネラルの最期は、幻想的でとても美しいシーンでした。

消化不良ではあったけれど、このシーンだけで「もうゆるしちゃお!」てな気分です。

とはいえ、う~ん、夫だけでなく、ヴィネラルまで喪ったイヴは、この後どうなるのでしょう?

やっぱりスッキリしませんね~。